おなじみタヌキと銭湯娘⑮/おなじみ商店街、無人販売を始めます。

おなじみ商店街(旧・なじみの商店街)で昔から愛される銭湯「億万乃湯」。億万乃湯を舞台に繰り広げられる、ゆるっと楽しめて、ちょっとだけ世の中の話題を知ることができるハートフル漫画15回目。過去の記事は下記からご覧ください。

<前回の話はコチラ>

穏やかな日常を取り戻した、新生「おなじみ商店街」。無人販売店で売られていた冷凍の餃子のお土産をきっかけに、空き店舗の活用を思いつく。

餃子の無人販売店の火付け役となった店は、昭和15年に創業、群馬県水上市の「餃子の雪松」。店舗で販売されているのは、36個入り1,000円の冷凍ギョーザだけ。賽銭箱のような箱に1,000円札を入れて支払いをするといった、昔ながらのシステム。

2018年9月に1号店を開店し、たった3年で350店超に店舗網を拡大。拡大スピードの爆速っぷりは前代未聞だ。無人販売というスタイルは、コンビニや精肉店、古着店にも広がっている。

何とかスタートを切った、おなじみ商店街の無人販売。おだやかな日常をザワつかせる、さらなる試練が…!?

漫画おもしろ漫画魂(下村山知也)

昔、焼き芋屋を生業にしていました。今は、漫画描いたり絵を描いています。桃が好き。2022年1月、諸事情によりペンネームを変更。