飲食店のLINE活用 テクニック 導入事例や便利な機能まとめ

LINEヤフーが企業・店舗経営者向けに提供しているサービス「LINE公式アカウント」は、お店の情報やお得なクーポンなどを、コミュニケーションアプリ「LINE」を通してお客さんに直接届けることができます。

情報発信だけでなく、予約の自動受付やポイントカードの発行など、店舗運営に役立つさまざまな機能が利用できます。普段の業務をより効率良くしたい、お客さんの再来店のきっかけをつくりたいと考えている人にとって、活用の幅が広いサービスです。

ここでは、LINE公式アカウントの活用方法を分かりやすくまとめた記事を紹介します。

こんな人におすすめ

  • 店舗運営に関して、LINEにどんな活用方法があるのか知りたい人
  • LINE公式アカウントを活用している店舗の事例が知りたい人

LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウントは、国内で月間9,600万人(2023年9月末時点)が利用するコミュニケーションアプリ「LINE」を通して、友だち追加してくれたユーザーに直接情報を届けることができるサービスです。

飲食店の集客では、新規のお客さんだけでなく、リピーター(常連客)をどれだけ増やせるのかも重要なポイントになります。そのためには、一度来店したお客さんと接点をつくり、継続的に情報を発信することが必要です。

LINE公式アカウントはリピーターとコミュニケーションをとるために便利なツールで、お客さんとお店をつなぐ便利な機能が用意されています。初期費用は無料なので、まずは資料請求し、自店で導入することを検討してみてください。

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お店の外にいるお客さんとの関係性づくりに役立つLINE公式アカウント活用法

リピーターをつくるために必要なのは、一度お店に来てくれたお客さんに対してこまめに情報を発信し、お店のことを定期的に思い出してもらうことです。

LINE公式アカウントを導入すれば、普段のLINEと同じようにお客さんとチャットでコミュニケーションできるほか、お店の情報をリアルタイムに発信できたり、予約を自動で受け付けたりすることができます。お得なクーポンも配信できるので、お客さんの再来店のきっかけをつくることも可能です。

以下では、お客さんとのコミュニケーションツールとしてLINE公式アカウントを利用している事例を、活用方法とともに紹介する記事をピックアップしてます。

お店の中でLINE公式アカウントを活用することで、業務の効率化にも

店内でもLINE公式アカウントを活用することで、スタッフのオペレーションがスムーズになります。業務効率化にもつながるので、余計なコストを抑えることも可能です。

例えば、お店のメニューをLINE公式アカウントで表示して、LINEを通して注文を受け付けるテーブルオーダーを利用することができます。スタッフが直接オーダーを取りに行く必要がなくなるため、注文の聞き間違いや会計ミスの防止にもつながります。また、ポイントカード(ショップカード)機能も用意しているので、紙のカードを発行する手間やコストがなくなるほか、お客さんの持ち忘れもなくなるため、双方にとってメリットが大きいと言えるでしょう。

以下では、店内の業務にLINE公式アカウントを活用している事例、その活用方法について紹介している記事をピックアップしています。

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