カフェ

パフェに、スタッフに、沼る。歌舞伎町・夜パフェ専門店に集う人々

東京・新宿区歌舞伎町。区立大久保公園のはす向かいにある雑居ビルの3階に、和志さん・玄太さんが営む、夜パフェ専門店「ROY TO SILO(以下、ロイトシロ)」があります。パティシエである和志さんが作る芸術的なパフェは、「見た目も味も絶品」とSNSでも話題…

「繊細さん」と社会をつなげるカフェが提案する、スタッフとの付き合い方

HSP(Highly Sensitive Person)とは、感受性が強く、外部環境からの刺激に非常に敏感な気質を持った人を指し、日本では「繊細さん」とも呼ばれています。現在、5人に1人はこの気質を有していると言われ、人によっては社会生活に生きづらさを感じる人もいま…

時代に先駆けた導入で成功!飲食店で「サブスク」はどう使えるのか

近年、飲食業界の中でも一部の店舗で導入されているサブスクリプションサービス(以下、サブスク)。 まだ「サブスク」という略語になじみのなかった2016年に、いち早く導入したのが、株式会社29ONが運営する月額制コーヒースタンド「coffee mafia」です。 …

自虐で成功をつかんだ鳥取「すなば珈琲」の戦略

全国で一番人口が少ない鳥取県(※1)。2012年、某テレビ番組で「全国でスターバックスコーヒー(以下、スタバ)がない県」として、隣県・島根と共にたった2県だけであることが報じられました(島根県には翌年オープン)。これを受け、当時、平井伸治鳥取県知…

カフェに「人間関係」と名付けた経営者が考える、客商売での人間関係の築き方

常に新しい文化が生まれ、若者を中心に多くの人が往来する渋谷に「人間関係 cafe de copain」と名付けられたカフェがあります。名付け親は、渋谷で長年、さまざまな飲食店を展開するクマガイコーポレーション株式会社 代表取締役社長の熊谷康夫さん。なぜ、…

ライターが「原稿執筆カフェ」を体験!一過性の話題にとどまらなかった理由を探る

「原稿が終わるまで退店できない」という尖ったコンセプトを掲げ2022年4月、東京の高円寺にオープンした「原稿執筆カフェ」。開業するやいなやSNSで大反響を呼び、テレビや新聞、Web媒体からの取材が殺到しただけにとどまらず、名だたる海外メディアにも取り…

京都で老舗喫茶店の歴史を守りつつも若返らせた、六曜社・店主の「通いたくなるお店」

京都の老舗喫茶店「六曜社」3代目の奥野薫平さんに、通いたくなるお店にするため大切にしていることを聞きました。愛されるお店を続ける上で奥野さんが大切にしているのは、変わらない居心地だそう。また奥野さん自身が通う「いいお店」も教えていただきまし…

「爆弾で死にかけた」取材の絶えない愛知の珍喫茶店主の壮絶人生――キャラ濃い店主図鑑

愛知県犬山市犬山。国宝の犬山城天守で有名な古風な城下町に、『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日系)など、数々のテレビ番組で紹介された珍妙な喫茶店が存在します。その名も「パブレスト百万ドル」。全国からファンが殺到するこのお店には、とてもキャラの濃…

「タピオカブームは終わった」から第2フェーズへ。春水堂が目指す「お茶カフェ」のインフラ化

2018年頃から、大ブームを巻き起こしたタピオカミルクティー。いたるところで新店がオープンしましたが、現在はブームも落ち着いています。そんな中、台湾をルーツとし、2013年に東京・代官山でオープンした「春水堂」は今年(2022年時点)で9周年を迎え、ブ…

Mr.都市伝説 関暁夫さん×プロスケーター 森田貴宏さんが語る「客商売って?」

都市伝説テラーの先駆者である関暁夫さんはお笑いタレントとして、10代で自らの進むべき道を切り拓いた森田貴宏さんはプロスケーターとして、それぞれ第一線で活躍しています。そんな二人は現在、関さんは自由が丘でカフェを、森田さんは中野でクルーザー(…

ローカルdeチェーン/喫茶文化圏・高知で愛される「現代企業社」とは?

県民数に対する喫茶店の数が日本一多い高知県(※1)。中でも、高知市にある喫茶店として必ず名前が挙がる「現代企業社」は、高知の喫茶文化の中で地元の人に愛され、当たり前のように市民が社名を口にする優良企業です。繁華街・おびさんロードにある会社の…

レトロ家具の引き取り・販売業「村田商會」が見据える「純喫茶」経営の行く末

閉店する喫茶店のレトロな家具を引き取って販売する「村田商會」の村田龍一さん。2015年に始めた通販サイトで地道にファンを増やし、2018年には著書『喫茶店の椅子とテーブル 〜村田商會がつないだこと〜』(実業之日本社)を刊行、同年末には東京・西荻窪に…

食べログ著名レビュアー・斉藤アリスさんが語る「再訪の分かれ道」

食べログの「グルメ著名人」として知られ、カフェや喫茶店をめぐってレビューにまとめているモデルの斉藤アリスさん。2017年に『斉藤アリスのときめきカフェめぐり』(枻出版社)を刊行し、雑誌『Hanako』(マガジンハウス)の公式サイト『Hanako.tokyo』で…

探偵は究極の接客業⁉︎ 現役スタッフが鉄板トークで楽しませる「探偵カフェ」

JR池袋駅北口から徒歩約3分。繁華街の一角にたたずむ雑居ビルの9階に全国的に名を知られた、個性的な飲食店があります。総合探偵社プログレスがプロデュースする「探偵カフェ・プログレス」です。 実際に調査活動に従事する現役の探偵がカウンターに立つ「探…

古民家カフェ「蓮月」が紡ぐ物語 新参者が受け継いだ地域との絆とは?

東京都大田区、東急池上線池上駅から徒歩約8分。日蓮宗の大本山「池上本門寺」のほど近くに、料亭か旅館か、もしくは町の文化財かと見間違えるほどに古風な木造建築があります。 その正体は、「古民家カフェ 蓮月」(以下、蓮月)。 建物の歴史は古く、建造…