常連

飲食店未経験の元常連が、2代目店主に!焼肉根尾街道が「引き継ぐもの」と「変えたこと」

個人経営の飲食店が頭を悩ますことも多い事業承継。元常連との向き合い方や、土地・資産の権利等の問題、先代店主と2代目の関係……など、事情はさまざまです。そこで、当連載では承継後も繁盛している店に取材し、気になる承継事情を探ります。 今回お話を伺…

事業失敗から口コミ評価No.1の水餃子専門店へ。「肉汁水餃子 餃包」に学ぶファンづくりの秘訣

六本木交差点の一等地に店を構える「肉汁水餃子 餃包(ぎょうぱお)」は、国内だけでなく海外からの新規客も続々と訪れる、お客の途切れない人気店です。その背景には、ファンづくりのために試行錯誤して生まれた独自のサービスがありました。店を運営する株式…

路地裏から出発し、瞬く間に人気店へ。「タイ屋台999」を急成長させた経営の秘密

飲食店を繁盛へと導く経営者は、何を考え、どんな取り組みをしているのか。そんな経営戦略の裏側を聞くリレーインタビュー企画。第1回目は「タイ屋台999(カオカオカオ)」を経営する、株式会社カオカオカオの新井勇佑さんです。 新井さんはこれまで、さまざ…

大阪のG党聖地「中秀」に学ぶ、“好き”を店の魅力にする方法

プロ野球チーム「阪神タイガース」の熱狂的なファンが多い大阪で、「読売ジャイアンツ」ファンの聖地となっているのが、串カツ店「中秀」(豊中市)です。店主の米澤賢郎さん(82)は筋金入りのジャイアンツファン。オープンから45年もの間、大阪でジャイア…

「いい加減」が「良い加減」に。型破り町中華「中華大吉」が人々に愛される理由

新潟県長岡市、長岡駅近くの繁華街・殿町に店を構える町中華「中華大吉」は、開店時間に定刻がなく、営業は深夜帯のみ。営業中も店のシャッターが閉まっているという独特すぎるスタイルを貫いています。 にもかかわらず、同店は地元の常連客や「面白い店だ」…

1人と1匹。腎不全の猫と共に店を営むということ

東急田園都市線駒沢大学駅から、歩いて2分の場所にある居酒屋「SUIREN」。店主・古舘(中村)篤史さんと茶トラの猫・トムが働いています。 トムは生後まもなく、瀕死の状態で古舘さんに拾われ一命を取り留めた猫で、生まれつき腎臓に疾患を持っています。 古…

誰にも期待されなかった鉄道オタクの理髪店が、定着率100%になるまでの話

店にとって売上の安定は重要で、特にリピート客の存在は大きな支えになります。そんな中、「定着率ほぼ100%」という驚異的な数字を持つマンツーマン理容室が東京・清瀬市にあります。それが、鉄道ファンの間では聖地のようにリスペクトされている理髪店「BB…

ライターが「原稿執筆カフェ」を体験!一過性の話題にとどまらなかった理由を探る

「原稿が終わるまで退店できない」という尖ったコンセプトを掲げ2022年4月、東京の高円寺にオープンした「原稿執筆カフェ」。開業するやいなやSNSで大反響を呼び、テレビや新聞、Web媒体からの取材が殺到しただけにとどまらず、名だたる海外メディアにも取り…

人気ツイッタラー「魔女っこれい」に聞く。酒飲みに愛される居酒屋の条件

お酒を中心とした食べ歩きに関する投稿が人気を集め、Twitterのフォロワー数は約7万人(2022年6月現在)。自分で酒の肴を作るのも大好きで、2021年には著書『自宅が10分で居酒屋に! 魔女っこれいの絶品おつまみレシピ』(扶桑社)を上梓。そんな酒飲みツイッ…

年間人気記事トップ5を紹介!

2021年4月に「おなじみ」がローンチしてから1年が経ちました。読者の方に最も読まれた記事は?年間人気記事のトップ5を紹介します! 【第1位】売上1,000億円目前でなぜ!? 『かつや』元社長・臼井健一郎さんがゼロから出発する理由 とんかつ・カツ丼専門店「…

数回行った寿司屋で「いつもの!」が通じるか試してみたら、お店側も有効活用していた話

常連客がお店の人に言う「いつもの!」は、どれくらい通えば伝わるようになるんだろう? まだ数回しか行っていない、地域で愛されているお寿司屋を訪れ、実際に「いつもの!」と言ってみました。すると、店主も「いつもの」を有効活用していたことが分かりま…

厨房からお客さんはどう見えている? 地域で愛されるラーメン店で、実際に立ってみた

お店の厨房からは、客席の様子がどんなふうに見えているんだろう? 地域で人気のラーメン店を訪れ、実際に厨房に立ってみました。普段から厨房に立っている店主にもお話をうかがい、普段から見ている客席の景色、厨房の見えるお店でお客さんがどこを見ると面…

『古典酒場』創刊編集長・倉嶋紀和子さんが思う「通いたくなるお店」

テレビ東京「二軒目どうする?」にも出演されている、雑誌『古典酒場』の創刊編集長・倉嶋紀和子さん。酒と酒場を愛する倉嶋さんは、全国津々浦々の酒場に足を運んでいるそう。倉嶋さんが通いたくなるのは、どんなお店なのでしょうか? また、古典酒場の魅力…

常識はずれが宿泊客を笑顔に!? リピート率80%超を実現する女将の接客術

一般的には10~40%とされる宿泊業のリピート率。そんな中、リピート率80%超という数字を長年維持し続けている旅館がある。石川県山代温泉の「宝生亭」だ。お客の「また行きたい!」を呼び起こすため、宝生亭が仕掛けている取り組みとは——。宝生亭の女将・…

お説教も効果あり!? スナックのママに聞いた接客術の極意は好きになること

常連に愛されるお店の代表格といえば、スナック。宴会の2次会に、上司に連れられて、仕事帰りにフラッと……など、きっかけはさまざまですが、日本全国どこの繁華街にもあるスナックが今、若い世代から人気を集めているといいます。 全国500軒のスナックを巡り…

「店とお客さんの心地よい距離感」とは?名酒場を継いだ3代目の矜持

多くの居酒屋や飲食店がひしめき合う東京の八重洲で、長年、多くの人に愛され続ける店がある。店の名は「ふくべ」。1939(昭和14)年に創業した日本酒専門の大衆酒場だ。多くのメディアに取り上げられ、“名酒場”として紹介されることも少なくない。 のれんを…

写真館で写真を撮るということ〜レンズが紡ぐ家族の歴史〜

<街を見つめる老舗写真館を訪ねて> SNSが普及し、スマートフォンのカメラ機能もどんどん向上。撮りたいと思ったときに撮影し、すぐに家族や友人とシェアすることができるようになりました。 「松尾寫眞舘」は、東京・麻布十番に店を構えて90余年。親子3代…

学芸大学の『プロ飲み師』が語る、地元で愛されるお店の共通点とは?

毎日のように飲み歩いている人がいる。そういう人たちを敬意を込めて『プロ飲み師』と呼んでいるのだが、どの街にもその土地の飲み屋に精通したプロが存在する。 今回は学芸大学駅周辺で約450軒もの飲食店を巡っているひろぽんさん(後藤ひろしさん)に、数…

「おいしい」だけだとNG? アンケートで判明!常連になりたいお店の条件

飲食店にとっては、定期的に足を運んでくれる常連さんは嬉しい存在ですが、お客さんからすれば「行きつけ」にしたいお店の基準も人それぞれ。店内がこぎれいで気さくな店員がいるお店が好きな方もいれば、ガンコ親父が無愛想に中華鍋を振るう(しかし料理は…