居酒屋

老舗酒場こそ1人飲み向き?常連から大将になった堀切菖蒲園の「もつ焼のんき」三代目に聞く

戦後すぐに屋台で創業し、昭和50年代から現在の店舗で営業を続けている東京・堀切菖蒲園の「もつ焼のんき(以下、のんき)」。当初は新潟出身の初代ご夫婦が切り盛りされていましたが、引退のタイミングで当時の常連客だった二代目店主にのれんが受け継がれ…

知る人ぞ知る、銀座の路地裏にある名酒場。「銀座三州屋」で昼から一杯

東京には、地方の旧国名や都市名を店名にした老舗の飲食店が数多く存在します。創業者の出身地を店名としたケースもあり、まだ交通・通信手段が発達していなかった時代、地方出身者にとっては親しみやすい存在だったと推測できます。また、飲食店側も、故郷…

なぜ大井町の立ち飲み店「かっぱ」は“おごり禁止”をルールにしたのか

酒場の醍醐味の一つに、その場で知り合った人と意気投合して盛り上がるという楽しみがあります。場合によっては、「一杯ごちそうさせてください」といった“厚意のやり取り”も見かけます。 JR大井町駅から徒歩5分ほどの飲食店街・大井新地に2023年12月にオー…

入念な立地分析でニーズに応え、年商1億円超企業に!「えびかずら」店主に聞く、多店舗展開が成功した理由

新宿から電車で30分。東京都東村山市栄町にある久米川駅周辺には商店街が栄え、都心で働く人たちのベッドタウンが広がります。株式会社LIMANDE代表の小池健一さんは、久米川駅周辺に3店舗の居酒屋と1軒のバーを展開。このエリアで思い切ったドミナント戦略を…

常連NG・おひとりさま専門!?「禁煙カクテルバーおおしか」が提案する、“1人飲み”の魅力

渋谷・道玄坂の雑居ビルに居を構える「禁煙カクテルバーおおしか」は、おひとりさま専門(2名以上の来店NG)・禁煙・常連扱い“なし”という厳しいルールを掲げながらも、客足が途絶えることのない人気店です。創業から15年、根強く愛される理由は何なのか。そ…

1人酒場の入門編!代替わり後に20代客が急増した東京・綾瀬の「駅前酒場」

東京都葛飾区、東京メトロ千代田線・綾瀬駅の駅前にある老舗の「駅前酒場」は2018年7月、二代目店主への世代交代が行われました。直後、メニューの方針転換や営業スタイルを変えざるを得なくなったコロナ禍が到来。その後、店内リニューアルなどを経て、若い…

敏腕経営者の正体はVTuber?「酒泉りり」さんが営む酒場に行ってみた

2Dや3Dのキャラクターを用いて活動する「VTuber」と呼ばれる人たち。彼らは主にYouTube上で、ゲーム実況や“やってみた”、雑談の配信など、それぞれの得意分野で活動しています。そんな中、飲酒雑談で人気を博し、2 店舗の飲食店を立ち上げた酒泉りりさんとい…

その店の良さを守る人に会いたくて、今日も酒場に通う。酒場ライター・スズキナオさんの「通いたくなるお店」

酒場めぐりが好きで、お酒に関するコラム等を数多く手掛けるフリーライターのスズキナオさん。現在住んでいる関西エリアの酒場にフォーカスし、自身が通いたくなるお店の特徴について語っていただきました。

店主の個性を生かした特別感が若者にヒット。「大衆酒場ネオトーキョー」に学ぶ飲食店人気エリアでの戦い方

三軒茶屋・下北沢で若者から支持されている居酒屋「大衆酒場ネオトーキョー」。人気を集める店づくりの工夫について、オーナーの岩崎慶人さんに伺いました。

居酒屋の開業に必要な資金は? 資金調達と開業の手順も解説【専門家監修】

居酒屋の開業資金はいくら必要?必要な資金や調達方法、開業の手順を、専門家の監修のもと解説します。

事業失敗から口コミ評価No.1の水餃子専門店へ。「肉汁水餃子 餃包」に学ぶファンづくりの秘訣

六本木交差点の一等地に店を構える「肉汁水餃子 餃包(ぎょうぱお)」は、国内だけでなく海外からの新規客も続々と訪れる、お客の途切れない人気店です。その背景には、ファンづくりのために試行錯誤して生まれた独自のサービスがありました。店を運営する株式…

居酒屋経営に必要な資格は? 開業時の届出も紹介【専門家監修】

居酒屋経営には、適切な資格や許可の取得が必要です。専門家監修のもと、開業前に必要な資格と取得方法、届出について解説します。

鮮魚や珍味を独り占め。1人飲みが楽しい「季節料理 小伝馬」で味わうぜいたく

江戸時代から続く問屋街、東京都中央区日本橋横山町。オフィスビルが立ち並ぶ路地に、一軒の老舗大衆酒場があります。店名は「季節料理 小伝馬」(以下、小伝馬)。もとは隣町の小伝馬町で半世紀近く商売を続けてきましたが、2016年に現在の場所へ移転。店舗…

大事なのはコミュニケーションの余白を残すこと。常連が新規客を連れてきてくれる都立大学「ぶらんこ」の店づくり

都立大学駅にある「ぶらんこ」は、常連さんで8割を占めるという人気の居酒屋です。カウンター越しに行うコミュニケーションなど、支持を受ける店づくりのポイントを伺いました。

渋谷の街にありながら、昭和レトロな立ち呑みの聖地「富士屋本店」が挑戦する新たな店づくり

立ち飲みの聖地として長年愛されてきた「富士屋本店」は渋谷再開発のため閉店しましたが、 2022年11月、そのスピリットを継いだ「立呑 富士屋本店」が新たにオープンしました。リスタートを切るうえで意識した、店づくりのポイントとは

飲食店の深夜営業に必要な許可とは? 知っておきたい届出方法や営業の条件・準備を解説

飲食店の深夜営業を始めたいと考えている飲食店経営者向けに、届出が必要な条件や届出先、期日、提出書類などを紹介。深夜営業における法的なNG行為も解説します。

大阪のG党聖地「中秀」に学ぶ、“好き”を店の魅力にする方法

プロ野球チーム「阪神タイガース」の熱狂的なファンが多い大阪で、「読売ジャイアンツ」ファンの聖地となっているのが、串カツ店「中秀」(豊中市)です。店主の米澤賢郎さん(82)は筋金入りのジャイアンツファン。オープンから45年もの間、大阪でジャイア…

居酒屋経営者が知っておきたい店内の喫煙ルール。分煙方法や助成金なども解説

居酒屋経営者向けに、知っておくべき店内の喫煙ルール、屋内喫煙室の設置条件や分煙方法、受け取れる助成金などを解説します。

渋いカウンターで大人の一杯!1人飲みに最適な老舗の大箱酒場「鳥万 本店」の魅力

1人で飲んで帰りたい日があっても、1人で店に入るのは勇気が必要――。そんな人でも、お店の選び方と魅力を知れば、自分にとって理想の店が見つかるはず。1人飲みのヒントを、飲食店を知り尽くす案内人が指南します。今回ご紹介する居酒屋は、東京都大田区・蒲…

アンテナを張り、推理する。渋谷「カクニマル」店主の次回来店につなげる接客術

リピート率が9割を超える予約必須の人気店「カクニマル」店主の黒川圭太さんに、常連客の心をつかむための工夫を伺いました。

レビューした日本酒は500本以上。家飲み派ブロガー・神奈川健一さんが「通わずにいられない酒場」とは

これまで約500本以上の日本酒をレビューしてきた、ブロガーの神奈川健一さんが通わずにいられない酒場の条件とは?

9割が常連さん。なぜ“2年半待ち”でも「食堂とだか」に通いたくなるのか?

次回予約は約2年半先……五反田の超人気店として知られる「食堂とだか」。お客さんの9割が常連客という、圧倒的なリピート率を誇る食事体験と営業戦略、サービス精神に迫ります。

お店で出合う酒と料理は、自炊のレベルを上げる情報源。ブロガー・ぶち猫さんの「通いたくなる店」

趣味の料理や器集めの様子をブログで発信しているぶち猫さんには、外食でしか得られない楽しみもあるのだそう。自分で作って食べる喜びを知っているぶち猫さんが「通いたくなる店」とは?

生産者の困りごとからメニューを考案!居酒屋が推進する「CSV経営」の裏側

コロナ禍真っただ中の2021年3月に東京・錦糸町で「マグロと炉端 成る」をオープンし、翌年には「マグロスタンダード 門前仲町店」、2023年4月に「マグロスタンダード 錦糸町本店」と年に1店舗ペースで出店している、株式会社Pay it Forwardの代表取締役・宮…

ひとりでも居心地よく飲めて、ワクワクできる。せんべろnet・ひろみんさんの「通いたくなる店」

「せんべろnet」管理人・ひろみんさんは、ひとり飲みが大好き。これまで数千軒の酒場を巡り、その魅力を発信し続けてきたひろみんさんが考える「通いたくなるお店」の条件とは?

1人と1匹。腎不全の猫と共に店を営むということ

東急田園都市線駒沢大学駅から、歩いて2分の場所にある居酒屋「SUIREN」。店主・古舘(中村)篤史さんと茶トラの猫・トムが働いています。 トムは生後まもなく、瀕死の状態で古舘さんに拾われ一命を取り留めた猫で、生まれつき腎臓に疾患を持っています。 古…

「第16回居酒屋甲子園」始動!今年の活動テーマは「共に生きる」

「居酒屋から日本を、世界を元気にする」ことを目的に、2006年から開催されている「居酒屋甲子園」が今年も開催されます。 居酒屋甲子園とは? 「居酒屋甲子園」とは、“居酒屋から日本を、世界を元気にする”という想いを持つ全国の同志により開催された、外…

同業も憧れる居酒屋「オオイリヤ」の盗みたくなるアイデアとは?

東京・入谷駅から徒歩約5分。住宅街に現れる「暮ラシノ呑処 オオイリヤ(以下、オオイリヤ)」は、平日でも予約が取りづらい人気の居酒屋です。経営するのは、株式会社トーヤーマンの當山鯉一(とうやまりいち)さん。當山さんは現在、オオイリヤのほか、北…

「ヴィーガン居酒屋 真さか」が大切にする、お客の「知らない」「難しそう」に丁寧に向き合う姿勢

手頃な値段で、庶民的な料理を気軽に楽しめる大衆酒場。そんな日本に根付く居酒屋文化そのままに、植物由来の原材料だけを使用した料理(プラントベース)を提供する「ヴィーガン居酒屋 真さか」が連日行列を見せ、国内外から注目を集めています。 ただ、ビ…

人気ツイッタラー「魔女っこれい」に聞く。酒飲みに愛される居酒屋の条件

お酒を中心とした食べ歩きに関する投稿が人気を集め、Twitterのフォロワー数は約7万人(2022年6月現在)。自分で酒の肴を作るのも大好きで、2021年には著書『自宅が10分で居酒屋に! 魔女っこれいの絶品おつまみレシピ』(扶桑社)を上梓。そんな酒飲みツイッ…

『古典酒場』創刊編集長・倉嶋紀和子さんが思う「通いたくなるお店」

テレビ東京「二軒目どうする?」にも出演されている、雑誌『古典酒場』の創刊編集長・倉嶋紀和子さん。酒と酒場を愛する倉嶋さんは、全国津々浦々の酒場に足を運んでいるそう。倉嶋さんが通いたくなるのは、どんなお店なのでしょうか? また、古典酒場の魅力…

酒類を提供する飲食店従業員100人に聞いたお客の「NGマナー」とは?

飲食店において、酒はコミュニケーションをスムーズにしてくれる名脇役です。しかし、「酒は飲むとも飲まるるな」ということわざが示すように、暗黙のルールやマナーがあるにもかかわらず、酔いに任せて困った行為を見かけることもあります。 そこで、今回は…

「店とお客さんの心地よい距離感」とは?名酒場を継いだ3代目の矜持

多くの居酒屋や飲食店がひしめき合う東京の八重洲で、長年、多くの人に愛され続ける店がある。店の名は「ふくべ」。1939(昭和14)年に創業した日本酒専門の大衆酒場だ。多くのメディアに取り上げられ、“名酒場”として紹介されることも少なくない。 のれんを…

学芸大学の『プロ飲み師』が語る、地元で愛されるお店の共通点とは?

毎日のように飲み歩いている人がいる。そういう人たちを敬意を込めて『プロ飲み師』と呼んでいるのだが、どの街にもその土地の飲み屋に精通したプロが存在する。 今回は学芸大学駅周辺で約450軒もの飲食店を巡っているひろぽんさん(後藤ひろしさん)に、数…