お店とお客

いろんなお店があるから面白い。
お店とお客のいい関係を楽しくお届けします。

「昭和レトロ」なだけじゃない!復活した「ホテルニューアカオ」が時代を超えて愛される理由

1973年に、熱海で開業したホテルニューアカオ(以下、ニューアカオ)。断崖の上という唯一無二のロケーションとヨーロッパテイストの豪華絢爛な内装で人気を博しましたが、2021年に新型コロナウイルスや施設の老朽化などの影響により、一度営業を終了しまし…

大人が心のわだかまりを吐き出す場、“昼スナック”という需要

東京・赤坂に昼間から営業する珍しいスナックがあります。その名も「スナックひきだし」。「紫乃ママ」こと木下紫乃さんが2017年にオープンした店で、「昼スナック」の先駆けとして注目され、連日14時の開店早々に満席となるにぎわいです。お客の目的は、日…

川から料理がどんぶらこ〜!食事とワクワクを運ぶ「リバーカウンター」の謎に迫る

料理やドリンクが“どんぶらこ〜どんぶらこ〜”と流れてくる——。そんなユニークな提供方法で訪れる人を楽しませる「リバーカウンター」。「リバー」という名の通り、水力で料理を運ぶシステムのことで、店内のカウンターに流れる「川」の上を、料理やドリンク…

1杯12万円の熟成コーヒー、お土産は誰かのブロマイド。『たしなむコーヒー』の探究者「ザ・ミュンヒ」

1981年、大阪府八尾市の住宅街で創業された喫茶店「ザ・ミュンヒ」。どんな喫茶店とも違う世界観で、日本全国、そして世界のコーヒーマニアを魅了している存在です。1杯12万円の熟成コーヒーはもちろん、朝6時から夜中3時までの超・長時間営業にもかかわらず…

お一人さま時代を先取った「大力酒蔵」。半世紀以上愛される“1人焼肉”酒場の流儀

京成金町線の小さな踏切が鳴り、ゆっくりと短い電車が通り過ぎていく——。駅前には真新しいタワーマンションがそびえ立つ一方で、一歩路地に入れば昭和の面影を残す商店街が息づく街、東京都葛飾区金町。この新旧が混在する下町の空気の中に、“1人焼肉”スタイ…

フォークとナイフ必須の回転寿司?「あじわい回転寿司 禅」はなぜ、本格フレンチを提供するのか

神奈川県小田原市に、全国の美食家がこぞって足を運ぶ回転寿司があります。その名は、「あじわい回転寿司 禅」(以下、禅)。本日の目玉は塩釜で水揚げされた260kgの本マグロに、川崎の市場から仕入れたキンメダイ。こだわりの素材で握られた寿司も好評です…

大学在学中にラーメン店を開業したZ世代経営者が若者に示す「人生の選択肢」

奈良県奈良市のならまち(奈良市の中心市街地の南東部エリア)に店を構える麻婆豆腐ラーメン専門店「すするか、すすらんか。(旧店名:jinniyah/奈KAMA)」がオープンしたのは、2020年10月。開業したのは、当時、近畿大学に在学中だった西 奈槻(にしなつき…

布教の最新形態!?ビルの一角にたたずむ「坊主バー」に今、お客が集まる理由

本物の僧侶がつくるカクテルを味わいながら、お経や一文字写経(いちもじしゃきょう)、棺おけに入る納棺体験など、仏教にちなんだ体験ができるのが「四谷 坊主バー」(以下、坊主バー)。日本人はもちろん、近年は日本の仏教を体験したいと訪れる外国人観光…

一枚のチラシでどん底から起死回生!人情とユーモアあふれるとんかつ店の逆転劇

奈良県と大阪府に計5店舗を展開する「匠とんかつ まるかつ(以下、まるかつ)」は、味はもとより、独自のサービスやユニークなプロモーションで注目を集める人気店です。地域密着型のローカルチェーンでありながら、SNSでの発信力も強く、Xのフォロワーは約6…

自店を持つ夢に“無理なく挑戦できる”品川・戸越のレンタルレストラン「橙」

レストランなどのスペースを、一定期間、間借りして営業する「シェアレストラン」や「レンタルレストラン」が近年注目を集めています。貸し主は定休日やアイドルタイムにスペースを貸し出すことで収益化を図り、借り主は初期費用を抑えて開業できるのが魅力…

お客の期待に応える、ただそれだけ。「挽肉と米」大ヒットの裏に隠された経営哲学

焼きたてのハンバーグを炊きたてのご飯とともに提供するというシンプルなサービスが大ヒットしている「挽肉と米」。肉汁が滴る熱々のハンバーグが提供される様子は国内外で話題を呼び、訪日観光客がわざわざ訪れる日本の名店となっています。なぜこれほどま…

およそ4,700種!「東陽町 七厘家」のメニューが増え続ける理由は、お客への愛だった

およそ4,700種のメニューを提供し、現在もその数を増やし続けている「東陽町 七厘家」。提供するメニューは和食、中華、イタリアン、フランス料理、スペイン料理など、バラエティーに富みます。一体なぜ、メニュー数を増やしているのか。そしてなぜ、それほ…

「居酒屋燃えた うらめし屋 赤羽」、全焼からの再開ではなく「進化」

居酒屋激戦地の東京・赤羽にある「居酒屋燃えた うらめし屋 赤羽(以下、うらめし屋)」。店名の通り、旧店舗は2023年の春先にオープンしたものの、経営が軌道に乗り始めた同年末に近所で起きた火事のもらい火で全焼。火事から半年後、元の店とはまったく異…

受験生に愛され、56年。古書店「さとし書房」はなぜ、赤本の聖地になったのか

赤い表紙が特徴的な大学入試の過去問題集、通称「赤本」。そんな、受験生の必需品とも言える赤本を大量に取りそろえる、全国的にも珍しい古書店があります。店主の佐藤敏(さとし)さんによると、赤本の数は現在およそ2,000〜3,000冊ほど。仕入れたご本人も…

黄金町で創業90年以上!伝説の市民酒場「和泉屋」がイチゲンさん歓迎のワケ

横浜にある「市民酒場」というジャンルの飲食店はご存知でしょうか。その昔、「横浜市民酒場組合」に加盟していた飲食店のことで、その原点は、戦時下・戦後の酒の配給を円滑にするために使われた組合にあり、最盛期は100件近くが加盟していました。現在は15…

消防車を改装した珍キッチンカーが地元で愛される理由

秋田県横手市に出没する焼き鳥のキッチンカーが大きな話題を呼んでいます。それもそのはず、なんと車両に使用しているのは本物の消防車。見た目のインパクトで目を引くのはもちろんのこと、地元の小学校などと連携した地域密着型の取り組みも注目を集めてい…

最高の料理を好きなだけ。本物を知る大人が行き着く居酒屋「田中田」オーナーに聞く、繁盛店のつくりかた

福岡・博多に本店を構え、“日本一高額な居酒屋”をうたう「田中田」。お酒を除く全てのメニューに価格表記がなく、その日の最高級の素材を使った料理を存分に味わえることから、いろいろな意味でお客をドキドキさせてくれる名店中の名店です。今回は西麻布店…

おむすび握って50年、貫く「素朴」というこだわり

創業50年以上の歴史を持つ、東京都調布市仙川の駅前にあるおむすび屋「omusubi teshima」。近年、個性豊かな専門店が次々と開業し、海外からも日本の伝統食として注目を集めているおむすび。omusubi teshimaは昔ながらの「米店のおむすび屋」として、地元民…

埼玉愛爆発の大ヒット映画から「そこらへんの草」を商品化!「面白さ」で差別化する春日部のローカルスーパー

埼玉県を“愛のある毒舌”でフューチャーし、大ヒットを記録した映画『翔んで埼玉』のセリフをヒントに、「そこらへんの草天丼」を開発し大ヒットした「みどりスーパー」(埼玉県春日部市)。ほかにも「地下神殿パン」、「愛のトロタク」といった、独特すぎる…

広島の老舗ホラー喫茶「喫茶 伴天連」で恐怖体験をしてみたら、意外な結果が待っていた

東広島市にある「喫茶 伴天連(ばてれん)」は、“ホラー喫茶”として知る人ぞ知る珍スポット。「一度は行くべき有名店!」「楽しいデートスポット」「とにかく不気味……」「喫茶というよりお化け屋敷」と、いろいろな評判がありますが、何と創業60年という老舗…

味やコスパは重視しない。会食専門家・yuuuさんに聞いた「会食や接待でウケる店」の特徴

数多くの会食経験から独自の“会食メソッド”を生み出し『ビジネス会食 完全攻略マニュアル』を上梓したyuuuさんに、会食で“ハズさない”お店とその共通点について伺いました。

なぜ店主は踊るのか!「思い」がほとばしるたこ焼き屋の信念

タコのかぶり物をした店主が『マツケンサンバⅡ』に合わせて幹線道路沿いの路上で踊ることから、「踊るたこ焼屋」の愛称で知られる群馬県高崎市の「たこ焼べんてん 高崎本店(以下、たこ焼べんてん)」。新聞やテレビで紹介されたことから、全国や海外からも…

“人材育成のカリスマ”と呼ばれた「ミナデイン」大久保伸隆さんに聞く人を生かす店づくり【後編】人材育成のノウハウとは

人手不足やコストの高騰など、飲食業界が抱えるさまざまな課題を解決するために、2018年に株式会社ミナデインを立ち上げた大久保伸隆さん。前職では、居酒屋チェーン「塚田農場」を「アルバイトが辞めない居酒屋」と言わしめ、 “人材育成のカリスマ”と呼ばれて…

“人材育成のカリスマ”から繁盛店の経営者へ。「ミナデイン」大久保伸隆さんのアイデアの育て方 【前編】時代に適した店づくりとは

かつて店長を勤めた居酒屋チェーン「塚田農場」を「バイトが辞めない居酒屋」と言われるまでに成長させ、 “人材育成のカリスマ”としても名をはせた大久保伸隆さん。2018年に「まちに個性を。」というビジョンのもと、株式会社ミナデインを設立しました。ミナデ…

駄菓子を売るデザイナー!?令和の新スタイル基地「ヤギサワベース」の魅力

子どもにとって「なじみ」の店といえば、駄菓子屋。時代の流れとともに、その立ち位置は変化しつつありますが、今もなお地域のオアシスとして存在する店は多くあります。そんな駄菓子屋を取り仕切る店主に、愛される店づくりの秘けつを伺います。案内役は、…

1人飲みこそ選びたい家族経営の酒場。三世代で切り盛りする荻窪「酒処 かみや」でその魅力に迫る

JR荻窪駅西口から徒歩10秒の場所に1軒の酒場があります。店の名は「酒処 かみや(以下、かみや)」、創業は1955年11月。初代店主は中野にあった神谷酒店という居酒屋を兼ねた酒屋(広い意味での角打ち)で修業後、のれん分けでこの地に食堂を兼ねた大衆酒場…

一日店長募集中!日替わりで店長が変わるカフェバー「週間マガリ」に潜入

大阪市北区・天神橋筋商店街の中にある「本と間借りのナイトカフェ 週間マガリ」は、日ごとに店長が替わるカフェバー。「ヘンな出会いがきっとある。」をコンセプトに掲げ、連日連夜、個性的な店長とお客が集います。2013年に創業してから足かけ12年、これま…

修業0日、師匠はYouTube。急成長の人気寿司店「有楽町かきだ」大将に学ぶ、繁盛店のつくり方

転職エージェントの代表取締役を務める一方、社員へのまかないとして作っていた海鮮丼がSNSで話題になり、2022年8月にカウンター8席の海鮮丼と寿司の店「有楽町かきだ」をオープンした大将の蛎田一博さん。「飯炊き3年、握り8年」の修業が必要と言われる寿司…

現存する日本最古のビアホール!「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」が90年間持ち続ける誇り

東京・銀座の中央通りに位置する「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」は、現存する日本最古のビアホールです。1934(昭和9)年に開業し、2024年4月に90周年を迎えた老舗中の老舗で、店舗が入る銀座ライオンビルも、その歴史的・芸術的価値を認められ、2022年…

一線を画す演出がSNSで大反響!化学実験レストラン「モトフサ アラキ」

モトフサ アラキ——。その名前をInstagramやTikTokで検索すると、出てくるたくさんのショート動画。燃え上がる炎や爆発音とともに、悲鳴や歓声を上げる人たち……。アトラクションか何かと思いきや、正体は福岡市にあるレストランです。天神や中洲などの中心エ…

住所非公開・完全予約制・高価格スタイルのラーメン店「純麦」。人気を集める理由とは?

2023年4月に開業したラーメン店「純麦」は、住所非公開・完全予約制で、提供するメニューはこだわりのラーメンに前菜とデザートを加えたコース料理「純麦御前」(税込6,600円、2024年11月現在)の一種のみ。強気な条件ながらもお客が殺到し、予約困難の店と…

世界9周・約70カ国を訪ねた「南極料理人」。過酷な環境での経験を生かした魅力的な店づくりとは?

南極地域観測隊の越冬調理担当、豪華客船「飛鳥」の料理人など、世界9周・約70カ国200都市を巡った旅の料理人・篠原洋一さんが帰国後の2010年にオープンしたのが、横浜・関内で旅や船、そして南極好きが集まる「Bar de 南極料理人 Mirai」です。旅の写真や記…

唯一無二の子どもの社交場。創業74年の駄菓子屋「福屋」にお客が集まり続ける理由

子どもにとって「なじみ」の店といえば、駄菓子屋。時代の流れとともに、その立ち位置は変化しつつありますが、今もなお地域のオアシスとして存在する店は多くあります。そんな駄菓子屋を取り仕切る店主は、子ども心をくすぐる“愛され名人”かもしれない。そ…

「1万円のコーヒー」が全国から人を呼ぶ。福岡にある老舗喫茶「リオ」のファンづくり

JR博多駅から電車でおよそ40分、車窓越しに田園風景を眺めながらたどり着いた福岡県嘉穂郡桂川町にあるのが、喫茶店「リオ」。人口1万3,000人(※)に届かないのどかな街にありながら、これまでに多くのメディアに紹介され、全国はもとより海外から訪れるお客…

一人を喜ばせる工夫が突破口に。大島のサグラダ・ファミリア「デイリーヤマザキ新潟大島店」の逆転劇

新潟県大島の信濃川沿いに広々とした駐車場を備えた「デイリーヤマザキ 新潟大島店」。店内を彩る80年代グッズや愉快なポップがSNSで話題となり、この店舗をめがけて全国から “観光客”が訪れる激レアなコンビニです。 オーナーの坂口正之さんいわく、「まち…

老舗酒場こそ1人飲み向き?常連から大将になった堀切菖蒲園の「もつ焼のんき」三代目に聞く

戦後すぐに屋台で創業し、昭和50年代から現在の店舗で営業を続けている東京・堀切菖蒲園の「もつ焼のんき(以下、のんき)」。当初は新潟出身の初代ご夫婦が切り盛りされていましたが、引退のタイミングで当時の常連客だった二代目店主にのれんが受け継がれ…

「科学をさかなにお酒を飲みたい!」元研究者がはじめたバーが10年続く理由

科学の知識や実験器具の機能美をさかなにしてお酒が飲めるというニッチなコンセプトを掲げている「ScienceBar INCUBATOR(サイエンスバー インキュベータ)」。理系文系、老若男女の垣根なしにお客を楽しませるための工夫とは。新宿にほど近い大人の街・荒木…

行列必至!「ラーメン三浦家」が大人気店になった理由

東京都葛飾区、JR金町駅南口ロータリーに面する一角に、連日行列の絶えないラーメン店があります。「ラーメン三浦家(以降、三浦家)」は、横浜家系の人気店「武蔵家」で総大将を務める三浦慶太さんが独立してはじめた店で、口コミサイトが実施する読者投票…

下北沢「BAR くらげ」にて、泡盛・焼酎・テキーラの海でただ酔う

2021年、小田急小田原線の地下化で世田谷代田駅~東北沢駅を結ぶ約1.7kmの線路跡地が再開発された。飲食店や物販店が集う商業施設「reload」内の宿泊施設「MUSTARD™ HOTEL 下北沢」。その一角に誕生したのが「BAR くらげ」である。看板メニューはレモンサワ…

知る人ぞ知る、銀座の路地裏にある名酒場。「銀座三州屋」で昼から一杯

東京には、地方の旧国名や都市名を店名にした老舗の飲食店が数多く存在します。創業者の出身地を店名としたケースもあり、まだ交通・通信手段が発達していなかった時代、地方出身者にとっては親しみやすい存在だったと推測できます。また、飲食店側も、故郷…

なぜ大井町の立ち飲み店「かっぱ」は“おごり禁止”をルールにしたのか

酒場の醍醐味の一つに、その場で知り合った人と意気投合して盛り上がるという楽しみがあります。場合によっては、「一杯ごちそうさせてください」といった“厚意のやり取り”も見かけます。 JR大井町駅から徒歩5分ほどの飲食店街・大井新地に2023年12月にオー…

会員権はわずか数分で完売!?ファン続出の完全会員制・住所非公開パフェバー「Remake easy」に潜入

全国6店舗を構える完全会員制・住所非公開のパフェバー「Remake easy」。基本的な会員募集はクラウドファンディング上でのみ行われ、不定期の追加募集もたった数分で終了してしまうほどの人気店です。店を手掛けるのは、パティシエ起業家を名乗る、CEO兼プロ…

新世代の1人飲みで賑わう、赤羽「立ち飲みいこい」新店舗の魅力を探る

呑兵衛なら知らない人はいないといわれる、東京都北区赤羽にある「立ち飲みいこい(以下、いこい)」。赤羽には夜勤明けのタクシー運転手や地元の常連さん、仕事帰りの人などを見込んで、頻繁に通えるよう低価格をウリにした酒場が多く並びますが、1970年開…

浅草の“小さな南米”「どんまるてぃん」でピスコ&本格焼酎、陽気な音楽に酔う

明るくチャーミングな店主・アンちゃんが営むカジュアルバー「どんまるてぃん」。2022年、浅草の横丁に誕生したこの店では、彼女の故郷・ペルーのブドウの蒸留酒「ピスコ」と本格焼酎が楽しめる。男女を問わず1人客が多い理由は、分け隔てのない明るい接客に…

演芸に魅せられた元『笑点』ディレクターが営む、「魅力を知る人」だからこそできる店づくりとは?

落語をはじめ、漫談、小唄(こうた)、俗曲(ぞっきょく)などの演芸を、寄席ではなく、料理と酒を味わいながら楽しむ。料亭などのお座敷で見られる趣向を楽しめる店が、東京・秋葉原駅から徒歩10分のオフィス街にあります。予約制の小料理店「落語・小料理…

従業員へのケアから始まった店舗数拡大。神田「宝山 いわし料理 大松」の多店舗展開の裏側

JR神田駅から徒歩3分の場所にある大衆居酒屋「宝山 いわし料理 大松」。系列店の「立ち飲み 大松 神田駅前店(2013年開店)」とともにビジネスパーソンに知られる店ですが2023年、系列店をさらに2店舗開店しました。従業員へのケアを発端とした移転でしたが…

大阪「梅田羊肉串」の“働かない店主”に話を聞くと、実はめちゃくちゃ働いていた

大阪・梅田の繁華街の路地を入った、雑居ビルの3階。「梅田羊肉串」という店名にもかかわらず、一時期は羊肉串がメニューから消え、今ではフードメニューも存在せず、ドリンクはセルフサービス、隙あらば店主はゲームに夢中……。そんな店が、なぜか繁盛してい…

入念な立地分析でニーズに応え、年商1億円超企業に!「えびかずら」店主に聞く、多店舗展開が成功した理由

新宿から電車で30分。東京都東村山市栄町にある久米川駅周辺には商店街が栄え、都心で働く人たちのベッドタウンが広がります。株式会社LIMANDE代表の小池健一さんは、久米川駅周辺に3店舗の居酒屋と1軒のバーを展開。このエリアで思い切ったドミナント戦略を…

トップバーテンダーが開いた次世代の“生カクテル酒場”、渋谷「BW CAVE」へ

2023年12月、渋谷・宇田川町にひとつの隠れ家酒場が誕生した。店名は「BW CAVE」。看板はなし。細い階段を上った先に現れる扉に記された店名だけが頼りだ。ここで味わえるのは、タップから注がれる「生ビール」ならぬ「生カクテル」。秘められし新しい酒場を…

常連NG・おひとりさま専門!?「禁煙カクテルバーおおしか」が提案する、“1人飲み”の魅力

渋谷・道玄坂の雑居ビルに居を構える「禁煙カクテルバーおおしか」は、おひとりさま専門(2名以上の来店NG)・禁煙・常連扱い“なし”という厳しいルールを掲げながらも、客足が途絶えることのない人気店です。創業から15年、根強く愛される理由は何なのか。そ…